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「ニューポート・ワールド・リゾーツ」の運営会社であるトラベラーズ・インターナショナル・ホテル・グループが、フィリピン娯楽賭博公社（PAGCOR）が運営する「カジノ・フィリピーノ」の買収を検討していることが明らかになった。
同社のケビン・タン会長が、G2Eのパネルセッションでこの意向を表明した。これは同社の野心的な拡大計画の一環である。現政権はPAGCOR運営カジノの民営化に強い意欲を示しており、同社は多くの関心を持つ企業の一つとして、この動きに積極的に参加する構えだ。
タン会長は、民営化対象となる施設の一部が、姉妹会社メガワールド社が全国に展開する37の「タウンシップ」に近接しており、戦略的に重要であると指摘。
また、12.5億米ドル規模の「ウェストサイド・シティ」開発を2026年第3四半期までに開業する計画も順調であると述べた。同社はマニラ首都圏だけでなく、クラークやセブ、ボラカイ島など地方の観光拠点での展開も視野に入れており、フィリピン全土での事業拡大を目指している。
[SOURCE]
Text and Image: IAG [Travellers eyes further expansion via PAGCOR casino acquisitions]