香港ジョッキークラブは、若者層や観光客を新たなターゲットとし、シャティン(沙田)競馬場の大規模なリニューアル計画を発表した。2025/26年シーズン開幕に合わせて、二つの主要な新施設をオープンする。
MTR競馬場駅の出口には、来場者を迎える新ハブ「チャンピオンズ・コネクション」を設置。アニメーション化されたサラブレッドやインタラクティブな展示を通じて、デジタル没入型の空間で競馬文化の魅力を伝える。
さらに、4階建てのデジタル体験型施設「Gens? Eki」も開業。拡張現実(XR)技術を用いたバーチャルライドや、競馬の歴史を学べるデジタル迷路など、ゲーム感覚で楽しめるコンテンツを提供する。
施設内にはフードホールや居酒屋スタイルのレストランも併設される。これらの開発は、競馬場を単なる競技場からライフスタイル・デスティネーションへと進化させる長期計画の一環である。
総工費は140億香港ドルを超え、本土からの観光客誘致も視野に入れたWeChatミニプログラムの開発なども進めている。
Text and Image Source: GAMBLING INSUDER [Hong Kong Jockey Club unveils digital-led racecourse experience to attract new generation]
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