カナダを拠点とするeスポーツチーム「Shopify Rebellion」が、人気ゲーム「Dota 2」のプロ部門から撤退することを公式に発表した。主な理由は、チームの長期にわたる成績不振である。
同チームは2022年、Artour “Arteezy” Babaev選手らを擁する強力な布陣でDota 2シーンに参入し、大きな注目を集めた。しかし、その後3年間にわたりロスターを何度も変更したものの、主要大会での優勝を一度も果たすことができなかった。
共同創設者のダリオ・ヴンシュ氏は公式声明で、「我々が設定した基準に最終的に達することができなかった」と述べ、ファンの期待に応えられなかったことへの無念さを表明した。
決定打となったのは、eスポーツ最高峰の大会「The International 2025」の北米予選決勝で敗退し、本戦出場を逃したことだ。組織の撤退に伴い、所属選手はフリーエージェントとなり、新たな活動の場を探すことになる。
Text and Image Source: ESPORTS.NET