【アメリカ】MLB不正監視の議会上院調査開始

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米国のメジャーリーグベースボール(MLB)で2名のクリーブランド・ガーディアンズ投手による試合操作疑惑が発覚1したことを受け、米国上院商業委員会がMLBの不正監視体制の徹底調査を開始した。

上院議員からは「2年間にわたり八百長が見過ごされた理由」の説明と、リーグ側の監視・調査プロセスの詳細資料提出を12月5日までに求められている。MLBは過去にもインサイダーによる不正賭博事件に迅速対応していたが、今回の長期的な不正発覚への対応が問われている。

議員は「組織的な脆弱性が浮き彫りとなった。スポーツの公正性維持に向けた議会監督が不可欠」と強調し、今後さらに包括的検証が進められる見通しとなった。

source: Gambling News


  1. この事件は、試合ごとの賭博プラットフォームによる異常な賭け活動の発見や、他のプロスポーツリーグからの通報により発覚。クリーブランド・ガーディアンズの投手エマニュエル・クラセは起訴後、FBIに自ら出頭し、(共謀に加わったとされるオルティス投手とともに)ギャンブル禁止や場所監視等の条件が課されている。(参考:ABC News↩︎