サンズ・チャイナは17日、「サンズ責任あるゲーミングアカデミー」の設立を発表した。これは、従業員と地域社会における責任あるゲーミングへの意識向上を目的とした取り組みである。
同社はマカオ大学と協力に関する覚書を締結し、産学連携を深化させる方針だ。 具体的には、研究交流、人材育成、地域に根差した実践などを通じて、マカオ特別行政区政府の方針に沿った一般市民への啓蒙活動を推進する。
サンズ・チャイナは2004年にマカオで初めて「自己排除プログラム」を導入し、2007年からは全従業員を対象とした研修に責任あるゲーミングの項目を導入するなど、業界を率先してきた経緯がある1。
今回のアカデミー設立は、従業員が専門知識と実践的スキルを習得する機会を創出し、健全なゲーミング文化の醸成と、マカオが目指す「世界の観光レジャーセンター」としての発展に貢献することが期待される。
source: IAG Image: Sands China

