【マカオ】マカオ・レジェンド、カジノ・レジェンド・パレスを閉鎖へ

Macau


マカオ・レジェンド・デベロップメント社は、マカオ・フィッシャーマンズ・ワーフに位置する自社運営カジノ「カジノ・レジェンド・パレス」のゲーミングプロモーション事業を、2024年11月12日をもって終了したと発表した。

同カジノは、SJMホールディングスのゲーミングライセンス下で運営される、いわゆる「サテライトカジノ1」である。今回の決定は、グループの事業戦略の調整と事業構造の最適化を目的としたもの。同社は今後、非ゲーミング事業および所有不動産の管理に注力する方針を示している。

なお、レジェンド・パレス・ホテル内のホテル事業および非ゲーミング部門の運営は継続される。

また、同社は同日、SJMリゾーツが運営するグランド・リスボア・パレス内のVIPクラブの運営も停止することを明らかにした。マカオでは新たなゲーミング法の下でサテライトカジノの再編が進んでおり、今回の動きもその一環と見られる。


source: GGRAsia 


  1. マカオの「サテライトカジノ」とは、主要なカジノ事業者のライセンスのもとで第三者が運営する小規模なカジノ施設のこと。これらはかつてゲーム収益の利益分配を受けていましたが、2022年の法律改正により、2025年末までにすべて閉鎖されるか、主要事業者の直接所有か、またはゲーム収益を得ない管理会社に転換されることが義務付けられている。 ↩︎