【韓国】未成年オンライン賭博、2024年に4倍増

韓国文化体育観光部が発表した最新調査によると、2024年にオンライン賭博¹を経験した10代の人数が前年の約4倍に増加し、青少年の違法ギャンブル参加が深刻化している。

報告書では、スマートフォンを介した違法賭博サイトやSNSゲーム型賭博が急速に普及しており、若年層のアクセス障壁が極めて低くなっていると指摘。オンラインカジノ、スポーツベッティング、仮想通貨を利用した賭博など多様化も進む。

韓国政府は青少年保護法とギャンブル産業法の改正検討を進め、広告規制強化、決済ブロッキング、未成年利用者の本人認証徹底などの対策を打ち出す方針。

教育現場ではギャンブル依存防止教育の拡充も求められている。専門家らは「スマホ依存やオンライン文化と密接に結びつく現代型リスク」と警鐘を鳴らしている。

韓国における賭博利用者に対する具体的な刑罰は以下の通り。賭博罪が認められた場合、通常は1000万ウォン（約100万円）以下の罰金刑が科されます。常習的に賭博を行った場合は「常習賭博罪」とされ、3年以下の懲役または2000万ウォン（約200万円）以下の罰金が適用される可能性がある。ただし、一時的な娯楽としての賭博は刑罰の対象外とされることがある。これにより、1回限りの少額賭博などは処罰を免れる場合がある。また、韓国は自国民が国外でギャンブルをする場合でも刑法の適用対象とし、国外のカジノであっても違法な賭博と判断されれば処罰される。過去には著名人の懲役刑判決例もあるようだ。（参考：MAEIL BUSINESS NEWSPAPER ） ↩︎