MGMチャイナは、大阪IR開発の短期資金調達のため、3億米ドル相当の円建て融資枠を確保したと発表した。この融資は三井住友銀行との間で締結され、金利は2.5%と魅力的な条件だ。融資枠は最大4億5000万ドルまで増額可能で、2030年10月に満期を迎える。
MGMのビル・ホーンバックルCEOは、100億米ドル規模の同プロジェクトの全要素がすでに建設段階に入ったことを明言。開発が順調に進んでいることを強調した。
同社のジョナサン・ハルクヤードCFOは、最近ニューヨーク市場への参入を断念1した背景に触れつつ、「日本でのプロジェクトは、我々が非常に期待している投資だ」と述べた。さらに、「おそらく、どの統合型リゾートよりも最も有利な需給関係を持つプロジェクトだ」と強調し、大阪IRの将来性に対する強い自信を示した。
source: IAG [MGM locks in US$300 million credit facility to fund Osaka IR development with all project elements now under construction]
- MGMは「(ニューヨークシティでは)小規模な地理的エリアに4つの提案が集中する」という新たな競争環境を挙げ、当初見込んでいた投資収益率の確保が困難になったことを理由に、今月ニューヨークIRプロジェクトから電撃的に撤退を決めた。 ↩︎



