【アメリカ】エピックゲームズCEO、『フォートナイト』へのギャンブル導入を公式否定

人気バトルロイヤルゲーム『フォートナイト』を運営するエピックゲームズのティム・スウィーニーCEOは、同ゲームにギャンブル関連コンテンツを導入する計画がないことを公式に否定した。

この発言は、一部のユーザー制作コンテンツ(UGC)がエンターテインメントソフトウェアレイティング委員会(ESRB)から「ギャンブルのテーマ」を理由に「Teen」評価1を受けたことを発端とする、SNS上での憶測に答える形で表明されたものだ。

スウィーニー氏は自身のX(旧Twitter)アカウントで、「フォートナイトにギャンブルが導入されることはない」と断言。さらに「詐欺的なコンテンツの作成を可能にすることはない」と述べ、プレイヤーを潜在的な詐欺から保護する姿勢を強調した。

エピックゲームズはUGCを許可しているものの、リアルマネーを用いた賭博行為は利用規約で明確に禁止している。今回の公式見解は、同社がプラットフォームの健全性を維持し、幅広いプレイヤー層を保護する責任を重視していることを改めて示すものとなった。

source: Gambling News Image: Epic Games


  1. 「Teen評価」とは、エンターテインメントソフトウェアレイティング委員会が13歳以上向けと判定したコンテンツに与えるレーティングのこと。軽度の暴力や示唆的テーマ、ギャンブルの要素などが含まれている場合に使われる。親の同意が推奨され、消費者が適切な年齢層向けかどうか判断する指針となる。 ↩︎