ゲンティン・マレーシアは、同社が運営するリゾーツ・ワールド・ニューヨークシティ(RWNYC)の本格的な商業カジノライセンス取得に向け、ニューヨーク州ゲーミング施設立地委員会に修正案を提出した。これは、競合のMGMリゾーツが申請を撤回し、3枠のライセンスを巡る入札者が3社に絞られた直後の発表である。
修正案では、承認された場合のリゾート施設への55億ドル、地域貢献への20億ドルを含む、総額75億米ドルの投資を約束。また、ライセンス料を6億ドルに引き上げ、税率もスロットで56%、テーブルゲームで30%と、より高額な条件を提示している。
同社は、この提案が「どの申請者よりも高いゲーミング総収益とカジノ税をもたらす」と強調。既存のEGM専用施設を活用することで、他の申請者より約4年早い2026年半ばには第1フェーズを開業できるという迅速性を最大の強みとしてアピールしている。
計画では10万人以上の雇用を創出し、7,000席のエンターテイメント施設や新たなダイニングオプションなどを備える。この積極的な提案により、ライセンス獲得競争で優位に立つ狙いだ。
[SOURCE]
Text and Image: IAG [Genting Malaysia increases license fee, gaming tax rates under revised New York casino proposal]

