MGMリゾーツ・インターナショナルのグローバル開発担当プレジデントであるエド・バワーズ氏は、大阪・関西万博の成功が、同社の統合型リゾート(IR)計画にとって「非常にポジティブ」な結果をもたらしたとの見解を示した。
同氏は、万博の成功により、IR建設予定地である夢洲が1日あたり25万人の来場者を収容できる能力を持つことが実証されたと評価。これにより、用地の知名度向上と集客能力への信頼性が高まったと述べた。
MGM大阪は、MGMとオリックスが主要株主となる100億米ドル規模のプロジェクトで、2030年の開業を目指している。現在、用地では100台以上のクレーンが稼働し、建設が本格化している。
バワーズ氏は今後の最大の課題として、日本の厳しい労働市場における約1万人の大規模な人材採用を挙げた。多くの初挑戦があるとしつつも、パートナー企業や地元企業と連携し、2030年の開業スケジュールを維持できると自信を表明した。
[SOURCE]
Text and Image: IAG [MGM’s Ed Bowers: World Expo success proves Osaka IR site can handle 250,000 visitors per day]