カジノ運営大手のMGMリゾーツ・インターナショナルは、日本初の統合型リゾート(IR)となる「MGM大阪」の開発に向け、今年の投資額が約3億米ドルに上ることを明らかにした。
同社のサラ・ロジャース上級副社長によると、プロジェクトの資金調達はすでに確保済みだという。資金計画はまず自己資本を投じ、来年以降は年間5億~6億ドルを投資、その後、負債を活用する段階的なものとなる。
総事業費1.27兆円規模とされるこのプロジェクトは、大阪・夢洲を舞台に進められており、2030年夏に完成し、同年秋頃の開業を目指す。
MGMとオリックスが中核となるコンソーシアムは、すでに5300億円の融資枠も確保済みで、2028年から利用される見込み。
MGMは日本での事業義務を考慮し、これまで積極的に行ってきた自社株買いのペースは今後緩やかになる可能性も示唆している。
Text and Image Source: GGRASIA [MGM Resorts to spend US$300mln this year for Japan IR development ]