北海道苫小牧市の金澤壮市長は、道が実施するカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致に関する調査に対し、市として「関心がある」と回答する意向を正式に表明した。
この調査は、道が2019年にIR誘致を見送って以来、初めて全179市町村を対象に実施するものである。金澤市長は記者会見で、IR誘致を支持する他の自治体とも協力していく意向を示した。
苫小牧市は、道が前回の誘致検討時に優先候補地としていた経緯があり、市長は今年2月にも誘致に向けた準備作業を継続する考えを示していた。
現在、国内で認定されているIRは2030年開業予定の「MGM大阪」のみである。しかし、政府関係者は今年6月、IRの追加公募が「そう遠くない」との見方を示しており、今回の苫小牧市の動きは、次期IRレースの幕開けを示唆するものとして注目される。
Text and Image Source: GGRASIA [Mayor of Tomakomai says Japanese city to confirm interest in hosting an IR]