【アメリカ】MGM CEO、ラスベガスと大阪IRの将来を語る

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MGMリゾーツ・インターナショナルのビル・ホーンバックルCEOがオンラインカンファレンスに登壇し、同社の事業戦略について語った。主力市場であるラスベガスについて、同氏は「死んでいない」と述べ、高い稼働率を維持していると強調。一方で、2023/24年の驚異的な業績には及ばないとし、その要因を航空路線の減少といった交通インフラの問題と分析した。

特に注目されたのが、日本で進行中の大阪IR計画だ。同氏は2030年第3四半期から第4四半期の開業を目指し、既に基礎工事が開始されていることを明らかにした。「シンガポールをしのぐ可能性がある」と述べ、日本の人口規模や既存のパチンコ市場を背景に、これが一生に一度の事業機会になるとの強い期待を表明した。

このほか、物議を醸している予測市場については、連邦政府の過度な介入を招くとして否定的な見解を示し、同社の多角的な事業展開における明確な方針を示した。

Text and Image Source: GAMBLING INSIDER [Prediction markets, ‘Las Vegas isn’t dead’ and Japan – the best lines from MGM Resorts CEO conference]