日本の次期IR(統合型リゾート)候補地として、神奈川県横須賀市にある日産自動車追浜工場の敷地が急浮上していることが、国内メディアの報道で明らかになった。同工場は2027年度末までに車両生産を終了する予定であり、その広大な跡地活用が新たな選択肢として注目されている。
政府関係者はIRの次期公募開始が「遠くない」との見方を示しており、MGM大阪に続く国内2例目のIR設置に向けた動きが水面下で活発化している。
報道によれば、観光庁が実施した非公開の調査に対し、東京都、北海道、愛知県、そして前回不認定となった長崎県などが、次期公募への参加に前向きな姿勢を示したという。愛知県は中部国際空港島に関心を持つも高さ制限が課題となり、長崎県は候補地であるハウステンボスが香港資本に買収されたことに懸念を抱いている模様だ。
次期IRの最終決定は2027年末との観測もあり、今後の各自治体の動向が注目される。
Text and Image Source: GGRASIA [Yokosuka a possible new IR candidate site in Japan]