スポーツ関連商品やベッティング事業を手掛ける米国のFanaticsが、2025年における世界で最も価値ある未公開企業(ユニコーン)ランキングで18位を維持したことが明らかになった。企業価値は310億ドルと評価されている。同社はスポーツ用品、収集品、スポーツベッティングを統合した独自のビジネスモデルを強みとしており、AI企業が市場を席巻する中でも異例の成長を遂げている。
最近では、米国で24番目の管轄区域となるミズーリ州で5番目の事業者としてライセンスを取得。モバイルと実店舗の両方での事業展開を計画しており、競合他社との差別化を図る。また、北米事業を支援するためフィリピンにサポートオフィスを開設するなど、グローバルな事業基盤の強化も進めている。
創業者による株式売却の噂は否定されたものの、将来的には株式公開(IPO)が不可避との見方が強い。Fanaticsは、そのハイブリッドモデルと積極的な事業拡大により、厳しい経済環境下でも持続的な成長を実現し、業界での確固たる地位を築いている。
Text and Image Source: Text: GAMBLING NEWS [Fanatics Holds Firm Among World’s Leading Unicorns in 2025] Image: JGP